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結婚式場での託児サービス展開について

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2014年2月4日
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つながった会員

■株式会社スポットライト ビジネスディベロップメントマネージャー 木戸さん
■西原さん(企業コンサル受託を辞めて、事業立ち上げ準備中)

2月4日(火)東京都中央区銀座


齋藤

本日は託児サービスを考えられている西原さんと前職でリクルートの結婚情報誌ゼクシイを担当する部署で企画・営業などに携わられていた木戸さんをおつなぎしてミーティングをアレンジさせていただきました。

西原さん

新しい形の幼児教育に取り組もうとしているのだが、その一環として園を持つだけではなく、積極的にさまざまな施設に人材を派遣して子供の面倒をみる託児サービスにも取り組んで行きたいと考えています。その中で結婚式場で子供を預かるサービスの可能性を模索したいと考え、業界に詳しい方との「つなげる」サービスをお願いした次第です。

木戸さん

結婚式場と一言で言ってもいまやさまざまな形態があります。結婚式場専業、ホテルが結婚式場を運営しているもの、飲食施設が施設有効活用のために行っているレストランウェディング等、利用者の意識もさまざまであり、結婚式にかける費用もさまざまです。 またそうした施設で仮に幼児預かりサービスを行うとして、どこが窓口になるかというポイントもあります。高額で結婚式場専業で行っているところであれば、オプションメニューとして導入してくれるところもあるでしょうが、レストランウェディングであれば利用者である結婚するカップル自体が出席を依頼する人たちの顔ぶれを考えて、そうしたサービスの依頼を直接行ってくると考えられますし、まずはどれくらいそうした利用の可能性があるかを調べていく必要があると感じます。

西原さん

まさにそうしたことを調べていきたいと考えています。また実際に営業もかねてさまざまな施設をまわっていきたいと考えているのですが、どのようにアクセスしたらよいか考えあぐねています。利用者側に働きかけるべきか、施設を1件ごとに電話をしてアポイントを取っていくべきか、そうした施設をたくさん顧客に持っている企業と提携を模索するか、どう思われますか。

木戸さん

企業と提携ということもあるかもしれませんが、それにしてもどれくらいのニーズがあるか可能性のあるサービスなのか実績がなければ、可能性でけでは実際の提携は成立しません。まずは結婚式場専業で比較的高額なサービスを展開していて、新規サービス開発に積極的な先数件に対してアプローチしてみると良いと思います。なんらかのサービスに対する感想や反応が返ってきますし、あわよくばオプションサービスとして導入してくれる可能性もあります。
もうひとつはエリアを考えてみることです。今この話しをしている東京のような大都市でのマーケットではなく、政令指定都市や県庁所在地における結婚式場で比較的大規模な参加者を集める結婚形態がある地域で、若手のまさに幼児を持たれているような夫婦が一緒に参加するようなニーズがもともと高い地域であれば、こうしたサービス成立の説得力が増すので、そうした地域にある式場から当たっていくのも手だと思います。

西原さん

大変参考になりました。今後ともご指南をよろしくお願い致します。

齋藤

まずはひとつでも話しをしてみるというところですが、できるだけ仮説をたてて可能性の高い、あるいは先方も納得しやすいところから営業を開始して、先方のニーズにあうサービスを創り上げていくという考え方かもしれませんね。これからも木戸さんからアドバイスをもらわれながら行動されると良いと思います。

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齋藤真織

WRITER  齋藤 真織(Maori Saito)

人生が豊かに過ごせるために、やりたいことをカタチにするために、もっとビジネスを身近に活用できる社会実現のために、スモールビジネスデパート運営中。自らも多くの起業体験、現在も数多くのビジネスに携わっている

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