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越境ECつながるミーティング

PROJECT
2016年7月17日
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株式会社PRouter ・Franco Yeung楊(ヤン)さん

アマゾンや楽天市場、ヤフーなどでモノを売っている方、あるいはECサイトを運営している方、これからやりたいと考えている方に朗報です! 売上を伸ばすためには、日本国内だけではなく海外にもモノを売りたいと考えますよね。これからますます拡大すると言われている「越境EC」。

そんなときにお役に立てるのが、株式会社PRouter(香港本社、楊社長)。

 

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この日は香港から物流会社「株式会社PRouter(プラウター)」のFranco Yeung(楊・ヤン)さんが訪問。

 

株式会社PRouter http://www.prouter.com/

 

 つながるMTG (越境EC)

まず、楊さんと、スモールビジネスデパート会員、湯さん(日本でソフトウェア会社を起業、最終的にニューヨーク証券取引所に上場し売却)と越境ECつながるMTGを行いました。
(湯さんは6歳の娘さんを連れてきて、居場所のコミュニティマネージャーの人と遊んでもらっていました!)

その後資金調達を考えているプラウター社の戦略MTGが居場所で行われました。

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    居場所でのMTGの様子。英語でのやり取り!

 

会員へのメッセージ  楊さん

「当社はこれまで「淘宝網(タオバオ)」のリコメンド物流業者として9年間成長を続けてきました。その要求水準はとても厳しく、それらをクリアするうちに、東南アジアを中心とした物流において、どの経路でどの物流業者を使うと最安になるか、サービスでのクレーム対応、各国の通関などに優れたサービスをwebで提供することが可能になりました。

 イメージでいくと、航空券のワリヤスチケットをwebで一発検索するイメージです。こうした中国や東南アジアでのビジネスがメインだったものを、これからは日本でも今以上にサービスを拡大するために、スモールビジネスデパートでいろいろな方を紹介していただき、ミーティングをセットアップしてもらい、ビジネスモデルを一緒に構築してもらっています。 中国での日本製品の需要は旺盛です。

 例えば、Yahoo!ショッピングや楽天市場などに出店している業者の方が海外にモノを売るときに、当社を利用してもらうことで海外展開のサポートを行うことができます。 スモールビジネスデパートの会員の方で中国をはじめとしたアジア諸国にモノを売りたい方がいましたら、アジア各地に拠点を設けている当社の物流システムがお役に立てるはずです。海外にモノを送る費用が高いと感じている方がおりましたら、日本企業よりもお安く・迅速にモノを送り届けることができる当社をご利用頂きたいです。」

 

齋藤「会員の方でネットショップやネット通販を行っている方、あるいは海外にモノを輸出することを考えている方には、本当に良い会社です。 ちなみにプラウター社は、中国のEC(電子商取引)モール淘宝網(タオバオ)からリコメンド(お墨付き)されている数少ない物流会社の1社で、この淘宝網によるリコメンドの基準は非常に高い要求レベルが毎年求められるらしく、この基準をクリアすることによってプラウター社の足腰は強化されてきました。 現在では、東南アジア中に物流のネットワークを構築し、どの経路でどのように運ばれることが望ましいか瞬時に最適解を導くことができるネットワークを持つまでになっています。 プラウター社に興味のある方は、齋藤までお声掛けください!」

 

株式会社PRouterとは?

 プラウター社は、2006年に設立された香港の物流会社。現在は、香港、上海、深センといった中国を中心に、日本、台北、韓国、タイなどアジア各地にも支店を持っています。日本では千葉県浦安市に倉庫を持っているそうです。 年商は昨年度で5億円。2016年は社内システムと体制を一新したことにより、10億円の着地を見越しているほど急成長を遂げている企業です。 このプラウター社の主な顧客は、「淘宝網(タオバオ)」を利用しているユーザー達。

 淘宝網は日本にいると聞き馴染みがないかもしれませんが、アリババ集団が運営する世界最大規模の消費者向けECサイト(CtoCサイト)です。日本でいう「ヤフオク!」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

 

楽天市場の25倍の規模!

 ただ、淘宝網の規模は年間取引額7,300億円(2013年度)のヤフオクとは比較にならないほど巨大です。

 2016年3月21日のアナウンスで、全体の年間取引額が3兆元を突破したと大々的に発表されました。日本円にして実に51兆円。ちなみに日本最大のECモール楽天市場の取引額は、2014年12月期で初めて2兆円を突破したというレベルですので、規模の違いは圧倒的です。 淘宝網の歴史は2003年に始まっています。

 アリババのなかで淘宝網は、個人間取引サイトという位置づけですが、アリババは他にもいくつものサイトを運営しています。代表的なものに、阿里巴巴1688.com(アリババ:企業間取引)、天猫(Tmall:ショッピングモール)などがあります。 そしてアリババの強さは、全てのサイトで「アリペイ(支付宝)」と呼ばれる独自の決済サービスが利用できることです。言うなれば、中華圏に「元」の他に、それと同じぐらい力のある「アリペイ」という独自通貨を発行している巨大金融業者というのがアリババの実態と言えるかもしれません。

  このアリババで思い浮かべるのは、先日株を放出したことが話題になったソフトバンクとの関係です。遡ること16年、2000年に孫正義さんがアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)さんに出会って6分で2000万ドルの投資を決め、それが後日ニューヨーク証券取引所に上場した際の含み益8兆円となり、ソフトバンク最大の投資成功例となったエピソードが有名ですね。

 

淘宝網の特徴

淘宝網の特徴は、なんといっても品揃えの豊富さです。「淘宝」とは「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」という意味だそうで、その名に違わぬ品揃えを持ち、現在では中国のオンラインショッピング市場の7~8割のシェアをもつまでになっています。 他のECサイトとの差でいうと、出品数が多いことから自然と競争原理が働き「価格が安い」ことが挙げられます(あるいは価格が安いというイメージが浸透しているとも言えます)。今では中国の消費者がモノを探す際は、まずは淘宝網を覗くという行動習慣が一般認知されるほどです。 この淘宝網からリコメンドされている株式会社PRouter。リコメンドの基準は非常に高い要求レベルが毎年求められるらしく、それをクリアしてきた会社ですので、会員の方の海外展開にもお役に立てるはずです。

 

その他・お役立ち情報

🔴中国のEC小売市場は3年前に米国を抜いて世界一。2015年は約75兆6000億円と第2位米国市場の8割増し近くに達し、世界最大かつ最も速いテンポで発展を遂げています。

🔴中国と日本の商取引の違いに、中国ではクレジットカードが普及していないことが挙げられます。代わりに電子決済やデビットカードが広く使われているのです。電子決済には、ウィチャットのWeChatPaymentもそうですが、戦術したアリババのアリペイも広く使われています。電子決済は日本よりもずっと進んでおり(長くなるのでここでは説明しませんが)、この点だけをみれば、すでに中国は日本のはるか未来を進んでいると言えます。 参考サイト:アリペイのココが凄い!

http://working-asia.com/zhifubao/

🔴国内の物流動向でいうと、最近はファンドや大手不動産デベロッパーなどが大規模な物流倉庫・施設の新設ラッシュを続けているようです。背景にあるのは、Amazonや楽天市場などの小口で多頻度の輸送が増加しているため。また、物流というと身近に思い浮かべるのは、宅配ですが、市場規模としては企業間物流も大きいです。 ただ、倉庫や施設などの新設領域では外資なども交えて札束が飛び交っているバブリーな状態となっていますが、その足元には全く光が射しておりません。 これは業界全般に言えることですが、トラックや軽貨物配送の運転手は二次請け・三次請けが多く、慢性的な人不足に陥っていると言えます。経営状態が厳しい会社が多いことも事実です。 物流改革という言葉が華々しく言われますが、ドライバー不足という喫緊の課題について打つ手はなし。アマゾンのドローン配達や自動運転車という未来の産物に助けを求めるしかないのかもしれません。

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